VSC & TRC
ブレイドは、同排気量クラス初、VSCを全車標準装備しています。滑りやすい路面などで、VSCは車両の横滑りをセンサーが感知し各輪のブレーキとエンジン出力を自動的にコントロールして車両安定性を確保します。
TRCは発進・加速時にタイヤの空転を抑え、適切な駆動力を確保してアクセル操作を容易にするとともに、加速中の操縦性、車両安定性の確保にも寄与します。
レーダークルーズコントロール
レーダーセンサーなどからの情報によって、先行車を認識、判断。
設定車速内で車間距離を保ちながら追従走行できます。
〔ブレイド マスターGに標準装備。ブレイド マスターはメーカーオプション〕
1) 定速走行/希望の車速(約45~100km/h)をクルーズコントロールスイッチでセットすることにより定速走行を開始。希望の車間距離(3段階)を車間距離切換スイッチで選択。
2) 減速制御/自車線上に自車より遅い先行車を検知するとスロットルを閉じて減速します。より大きな減速度が必要な場合はブレーキ制御を行います。十分な減速ができていない状態で先行車に接近した場合は、警報を鳴らし、ドライバーの操作(ブレーキなど)を促します。
3) 追従制御/減速制御後は先行車の車速変化に合わせてドライバーの選択した車間距離になるように追従(ただし車速上限はセット車速まで)。
4) 加速制御/先行車が車線変更などでいなくなった場合は、セット車速までゆっくり加速し、定速走行にもどります。
プリクラッシュセーフティシステム
プリクラッシュセンサーにより、先行車や対向車、路上障害物などとの衝突の危険性があると判断した場合、ブザー等によりドライバーに警報。 ブレーキ操作があった場合には、プリクラッシュブレーキアシストを機能させ制動力を高めます。 ブレーキ操作がない場合でも、プリクラッシュブレーキを作動させ衝突速度を低減するとともに、プリクラッシュシートベルトの早期巻き取りにより乗員の拘束性能を高め、衝突被害軽減に貢献します。
〔ブレイド マスターGに標準装備。ブレイド マスターはメーカーオプション〕
エアバッグ
ブレイドは、同排気量クラス初、SRSサイドエアバッグとSRSカーテンシールドエアバッグを全車標準装備しています。 車両側方からの衝突により強い衝撃を受けた場合、SRSサイドエアバッグは、乗員の胸部への衝撃を緩和します。 SRSカーテンシールドエアバッグは、フロントピラー、ルーフサイド部、リヤピラーに格納されたエアバッグが、乗員頭部の側面を覆うように広がり、衝撃を緩和します。
GOA
衝撃吸収ボディと高強度キャビンからなる衝突安全ボディ“GOA”は、重量・車高の異なるクルマ同士の衝突時における共存を追求するコンパティビリティの概念を取り入れて、さらなる進化を遂げました。
ブレイドよりも重い2トンクラスの車両との衝突を想定し、前面・側面・後面からの衝突安全性能を評価。同排気量クラス世界トップレベルの衝突安全性能を追求しています。